おうち英語とバイリンガル子育てと子ども英語のフォニックス
おうち英語とバイリンガル子育てと子ども英語のフォニックス

おうち英語を実践されている多くの親は、「フォニックス」も子どもに積極的に教えています。しかし、そもそも「フォニックスって何」って気になる方も多いと思います。確かに、残念なことに、日本の学校の英語のカリキュラムの中で、「フォニックス」を教える学校がまだまだ少ないです。フォニックスを子どもが小さいうちに教えてあげると、このようなメリットがあります。

■英語を正しく読めるようになる
■英語のリスニング力アップにつながる
■英語の正しい発音を最初から覚える

 

【そもそも、フォニックスとは何?】

フォニックスの発想が若干理解しにくいので、私のYouTubeチャンネル(バイリンガルベイビー英会話)に簡単な説明動画をアップしました。是非、ご覧ください!

まずは、言語を学ぶ時に覚えて頂きたいことがあります。それはこちらです↓↓↓

言語というのは、様々な音で構成されています。

なので英語の場合は「アルファベット中心」に学ぶのではなく、鍵は「英語の基礎の音」中心に学ぶことが鍵となります。基礎の音の中に日本語に存在しない音もあり(例:th)、逆に同じアルファベットで書くのに音が違うアルファベットの組み合わせもあります(例:ソフトなth⇒thank you、ハードなth⇒that)

英語に、40−44個の「音」があると言語学者に言われています。フォニックスのカリキュラムと考え方次第で、このカウントの仕方が変わってきますが、つまり、

44個の英語の音さえ覚えておけば、殆どの英単語も読めるようになり、正しい英語の発音からも覚えれるようになるので、後々は楽です!

なお、勿論「例外」があります。ですので、「44個の音さえ覚えておけば、全ての英単語が読めて、全ての英単語を正しく発音できる」という訳ではありません。フォニックスの本当の魅力的は

「英語が読める」という子どもの自信がついて、その自信から「本を読むのが大好き」が産まれて、本を沢山読むことにより、視野が広がります。

 

学校で覚える「A、B、C」と何が違う?

英語は、アルファベットがありますね。そして、そのアルファベットの「文字の名前」もありますね。例えば、

■A というアルファベット文字の名前は「エイ」と読みます。
■B というアルファベット文字の名前は「ビー」と読みます。
■C というアルファベット文字の名前は「シー」ですね

日本の多くの学校で、英語を教える時に、上記通り、アルファベットの正式な名前(アルファベット文字の名前)を覚えさせます。しかし、各アルファベットの正式な名前を覚える必要が全く必要がありません!必要がないというよりも、覚えていた方が後々ややこしくなるだけです。なぜかというと、下記の事例をご覧ください。

「bag」という英単語はどのように読みますか?考えてみてください。アルファベット文字の名前で覚えるとこうなります。
■B→ビー
■A→エイ
■G→ジー
つまり、フォニックスを先に勉強しなかった子どもはこの単語を「バッグ」として読める訳ありませんね。どちらかというと、「ビーエイジー」で読んでしまいますね。つまりアルファベット文字の名前で文字を子どもに教えると、無意味な1ステップが発生します。

もし、フォニックス読みで「bag」を読もうとするとどう変わるか見てみましょう。

フォニックスでは、そもそも「A→エイ」とか「B→ビー」と一切子どもに教えません。それより、英語という言語に存在する「音」を全てピックアップして(合計44個ぐらい)それぞれをどう書くか子どもに教えます。つまり、学ぶ順番が違います。「音」から入るやり方です。

なので、「B」は「ビー」として学びません。どちらかというと、こんな形で学びます↓
1)「ブッ」という音がある
2)「ブッ」を書く時時に「B」と書く
3)「B」を見た瞬間に「ブッ」と読み上げる(発音する)。
※「Bはビーだよ」と、全く教えません。

 

こう教えることにより、どの新しい言葉を見ても、どう読むか、ざっくりイメージが湧きます。例外も多いので、そのイメージが事実と若干ずれる時もあるけど「わー!この英単語をさっぱり読めない」(もしくは暗記で覚える)から「ざっくり読める」になり、子どもにとって「読む自信」がつきます!

 

 

 

 

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